
【銀山温泉】夏の見どころ&ご当地グルメ
長く暑い夏が予想される今年は
水際でのひとときが一層、恋しくなりそうです。
実は山形県は知る人ぞ知る、“滝”王国!
全国に2,500ヶ所程あるとされる滝のうち
約1割が山形県に集中していると言われ、
その数ではなんと日本一。
銀山温泉にも名瀑「白銀の滝」があり、
周囲は水しぶきも爽快な夏の涼スポットとして
人気を集めています。
周囲には所要時間別で選べる散策コースもあり、
せせらぎの音色とあふれる緑のなか
森林浴しながらのチルアウトなひとときが楽しめます。
銀山温泉のある尾花沢は俳聖・松尾芭蕉が
「おくのほそ道」の道中、異例の10泊も長逗留したゆかりの地。
銀山温泉からは山形を代表する山寺や最上川船下りなど
人気の観光地へも車で1時間程度です。
まだまだ知らない銀山温泉の夏の愉しみを
ちょっどだけご紹介します!
【銀山エリア】夏のおすすめスポット

■白銀の滝/銀山温泉街
落差22m。大小2本(季節によっては3本)の滝が流れる分岐滝で少し上流には「籟音(らいおん)の滝 」もあり四季折々に美しい景色を見せてくれます。
滝のすぐそばまで近づける「白銀の滝」は水しぶきも爽快な夏の涼スポット!正面には写真撮影にもおすすめの観瀑台も設けられ、周囲には滝を起点とした散策コースも広がるなど、街の喧騒を忘れるひとときが満喫できます。

■延沢銀山遺跡/銀山温泉街
室町時代から採掘が行われ、江戸時代を代表する銀山のひとつだった銀鉱洞跡。全国でも類を見ない浴衣姿で坑内を散策できる銀山ならではの珍スポット(入場は無料/冬季閉鎖)。夏でもひんやりとした静かな坑内はまさに別世界です。

■御所の水 ハス公園/車で約15分
3.5haの休耕田に約1.2万株のハスの花が敷き誇る公園。園内には里の名水・やまがた百選にも選ばれた湧水「御所の水」もあり、自由に汲めるようになっています。持ち帰りたい方は容器の持参をぜひお忘れなく!
◎ハスの見頃:7月中旬~8月中旬頃

■山寺(宝珠山阿所川院立石寺)/車で約60分
「閑さや岩にしみ入る蝉の声」の芭蕉の名句で有名なみちのくを代表する修行霊場。険しい山肌に張り付くように建つ30余りのお堂は季節折々に絵になる景色で写真スポットとしても人気です。
麓から頂上の奥の院へは約1,000段の石段の参道が続き、一段上るごとに、煩悩が消えるといわれています。
山寺随一の展望台となっている舞台造りの五大堂からの眺めは疲れを忘れる絶景です!

■最上川船下り/車で約50分
最上の人気観光、船下り。夏は一面の緑のなか、風をきって進む船上から風光明媚な最上峡を船頭の名調子を聞きながらのんびりと満喫できます。陸路からは見ることができない景色は特別な風流です。
松尾芭蕉が船下りを楽しんだのもまさに夏!かの俳聖と同じ船上から夏の最上峡の追体験をぜひお楽しみください♪

■小杉の大杉(トトロの木)/車で約50分
根回り約6.3m、高さ約20m。アニメ『となりのトトロ』に登場するトトロに似ていることから一躍人気となった大杉。夫婦杉、縁結びの木、子宝の木とも言われるパワースポットです。
【銀山エリア】夏イベント(7~8月)

■尾花沢すいかコンテスト(7月下旬~8月上旬)
夏スイカ生産量日本一を誇る尾花沢市。ジャンボスイカコンテストをはじめ、スイカの重さ当てクイズや、スイカ輪投げで尾花沢スイカをゲットなど楽しいイベントが盛りだくさん!尾花沢スイカのエキスを惜しみなく使った名物「すいかソフト」も行列ができる爽やかな美味です♪
◎場所:道の駅「ねまる」特設会場/車で25分

■銀山温泉スイカまつり(8月第一土曜日)
手づくり感いっぱいの銀山温泉の夏の夜のご当地まつり!宿での食事を終えた夕方から銀山川の橋の上で披露される「花笠踊り」をはじめ、尾花沢スイカや、銀山温泉街で使える商品券などが当たるお楽しみ抽選会を開催!来訪者にはもちろん、尾花沢スイカのお振舞いも♪

■本場おばなざわ花笠まつり(8/27・28)
花笠踊り発祥の地でもある尾花沢市で例年8/27・28に開催される花笠まつり。京都祇園の流れをくんだ囃子屋台や踊り屋台、秋の豊年踊りの行列が街を練り歩きます。
◎山形花笠祭り(8/5~7開催)
◎おばなざわ花笠まつり(8/27~28)
【銀山エリア】夏のご当地グルメ

■尾花沢スイカ&スイカ加工品
夏スイカの生産量で日本一を誇る「尾花沢スイカ」!スイカの平均糖度が11度と言われているなか、尾花沢スイカの糖度は平均で12~13度!
銀山温泉で楽しめる夏の「すいかジュース」にいたってはメロンやぶどうに匹敵する“糖度15度”という甘さです!夏の銀山逍遥のお供に、すいか100%の衝撃の味わいをぜひお試しあれ!

■野川とうふや
銀山温泉の入口、和楽足湯のすぐそばにある豆腐店。名物の手づくり豆腐はテイクアウトのみ!
メニューは揚げ豆腐と生豆腐(冬は湯豆腐)、さらに、ところてんの製造過程で豆腐を混ぜこんだ、その名も“豆腐てん”。酢醤油でいただく“豆腐てん”のさっぱりとした味わいは銀山の夏景色に似合う清涼感♪

■尾花沢牛
豊富なビタミンBを含む牛肉は夏バテ防止の優等生!厳しい寒暖差のある気候風土で育てられることから「雪降り和牛尾花沢」とも呼ばれる尾花沢牛は、きめ細かいサシと口どけの良い脂、そして濃厚な旨味が絶品です!

■冷たい肉そば
今ではすっかり定番となった山形のソウルフード!鶏出汁をベースにした甘辛いつゆに、コシのある田舎そば、そして歯応えも楽しい親鶏のチャーシューとネギをトッピングした冷たいそばは暑い夏にぴったりのクセになるおいしさです!

■山形の「だし」
食欲がなくなる夏の時季、水分を多く含んだきゅうりやなすなどの夏野菜と青じそやみょうがなどの香味野菜を刻んで和え、味付けした山形の夏の郷土料理「だし」。冷奴にかけたり、そうめんのつゆに入れたり。宿のお料理でもよく見かける涼やかな一品です。
画像参照
尾花沢観光物産協会(https://www.obane-kankou.jp/)
やまがたへの旅(山形県公式観光サイト:https://yamagatakanko.com/)